Service Time
サービスタイムとは?
選手がMLBの26人枠や負傷者リストに登録されていた期間を日数で表したもの。
サービスタイム(Service Time)とは、選手がMLBの26人枠や負傷者リストに登録されていた期間を日数で表したもの。
172日で1年分
サービスタイムは172日で1年分となる。MLBのレギュラーシーズンは187日間だが、172日を超えても、そのシーズンに加算されるのは最大1年分まで。
サービスタイムは「年数.日数」で表記される。
例えば「2.145」であれば、2年と145日のサービスタイムを持つことを意味する。
どの期間が加算される?
サービスタイムは、26人枠またはMLBの負傷者リストに登録されている期間に加算される。60日ILも対象となる。
一方、マイナーに所属している期間は通常加算されない。40人枠に登録されていても、マイナーにいるだけでは対象にならない。
ただし、マイナーオプションによる降格期間が同一シーズンで合計20日未満の場合、その期間もサービスタイムに算入される。
年俸調停とFAの資格
サービスタイムが3年に到達すると、原則として年俸調停の資格を取得する。
また、2年以上3年未満でも、一定の条件を満たす「スーパー2」の選手は年俸調停の対象となる。
サービスタイムが6年に到達すると、原則としてそのシーズン終了後にFA資格を取得する。
ただし、すでにFA取得後の期間を含む契約延長を結んでいる場合などは、6年に到達してもすぐにFAになるわけではない。
新人王投票による特例
2022年から、一定の条件を満たした選手が新人王投票で1位または2位になった場合、そのシーズンのサービスタイムが1年分として認められる制度が導入された。
対象となるには、シーズン開始時点で次の条件を満たす必要がある。
- 新人王の資格を持っている。
- 過去のMLBサービスタイムが60日未満である。
- MLB Pipeline、Baseball America、ESPNのシーズン前プロスペクトランキングのうち、2つ以上でトップ100に入っている。
例えば、2024年のポール・スキーンズは5月11日にMLBデビューし、実際のサービスタイムは142日だった。
しかし、ナ・リーグ新人王を受賞したことで、2024年のサービスタイムが172日、つまり1年分として認められた。
なお、この特例によるサービスタイムの加算と、球団に与えられるドラフト指名権の優遇措置は別である。スキーンズは1年分のサービスタイムを獲得したが、パイレーツに追加のドラフト指名権は与えられなかった。
最終更新:2026年10月19日